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平成26年度大分南部公民館「暮らしの中の人権講座」を開催しました。『差別をなくす運動月間』

更新日2014年8月14日

 大分南部公民館では、1年を通じてエリア内6小学校区で、校区公民館を会場として「暮らしの中の人権講座」を開催しています。8月以外にも開催予定ですので、ぜひお近くの校区公民館での講座へお越しください。
  
  ・敷戸校区公民館 平成26年7月16日(水) 講師:豊岡 光闡 氏
  ・森岡校区公民館 平成26年8月 1日(金) 講師:安東 真由美 氏
  ・下郡校区公民館 平成26年9月12日(金) 講師:藤崎 薫子 氏
  ・滝尾校区公民館 平成26年10月6日(月) 講師:江藤 裕子 氏
     
*寒田、鴛野校区公民館は、日程は未定です。すでに終了した講座もあります。ご了承ください。
     

 大分県では、8月を「差別をなくす運動月間」として、同和問題をはじめ、あらゆる人権問題の解消のための取り組みを行っています。大分市でも期間中に、差別のない社会の実現を目指し、さまざまな人権講演会や研修会が開催されています。
 大分南部公民館では、平成26年8月7日(木)に「暮らしの中の人権講座」を開催しました。

「暮らしの中の人権講座」では、講師に心理カウンセラーの 松木 和美 氏をお迎えし『DVの現状と児童への影響』と題してご講演をいただきました。
 DV(ドメスティックバイオレンス)については、最近はよく聞かれる言葉になってきましたが、講師より、大分県の現状についての話があり、命の危険にさらされている方や日常的に暴力を受けている方の割合が多いということを聞き参加者は非常に驚いていました。
 また、DVは被害者だけでなく、それを目撃した子どもにも大きな影響を与え、児童虐待との関連性もあるということ知り、子育て世代の参加者にとっては、身近な問題であり衝撃的だったようです。
 


 講演の後半は、ワークショップ(参加型)形式で、4~5人のグループに分かれ、女性の人権が尊重される社会を実現するために、今の自分の立場でできることや、社会全体でどのように取り組んでいったらよいかについて話し合いました。
 
 「他人事と思わず、周りのサインを逃さないようにしよう。」
 「自分の意見をしっかりまわりに伝える。男女の役割について話題にし一緒に考える。」
 「子育てにおいて、自分の叱り方を振り返り反省すること、そのあとの子どもへのフォローも必要」
 「地域の子どもは地域で守ろう。他人の子どもも自分の子どものように声をかけよう。」
 などの意見が出されました。
 話し合いの後は、グループ毎に出された意見を交流し合い、講師から補足やまとめをしていただきました。短い時間でしたが、熱心な話し合いが行われ、有意義な研修となりました。

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