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羽田遺跡

内容

【所在地(住所)】
大分県大分市羽田
【内容】
大分県中部、別府湾の南岸に展開する大分平野は中央部ならびに西部地域を蛇行しながら貫流する大野川・大分川によって形成された沖積地によって構成される。羽田遺跡は大分平野を大きく分析する鶴崎丘陵と大分川に挟まれた狭小な沖積作用によって形成された南北方向に連なる自然堤防とその東側に展開する低湿地面である。前者は古くより弥生時代~古墳時代の遺物の出土が知られr、当該期の大規模集落の存在が予想されてきたところである。羽田遺跡の所在する大分川の河口付近の右岸は遺跡の密集地域であり、学史的に見ても重要な遺跡が数多く分布している。羽田遺跡の北側には下郡遺跡群が展開する。遺跡は縄文時代後期~現代に連綿と連なる複合遺跡である。特に弥生時代、奈良時代~平安時代に遺跡の大規模化が看取され、当該時期における当地域の拠点的な役割を担っていたと考えられる。また、遺跡の東側丘陵崖面には古墳時代後期~終末期に比定される横穴墓群が多数造営されている。
【文化財の指定】なし
【交通アクセス】

媒体写真
管理施設/お問い合わせ先 文化財課
大分市荷揚町2番31号
TEL:097-534-6111  FAX:097-532-8102
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